mossang’s blog

不動産業者に勤める発達障害者による雑記です。日常で思ったことや役に立てるような内容を書いていきたいと思います。

住宅ローンの基礎知識

たまには不動産業、ファイナンシャルプランナーらしいことでも書こうと思います。

ということでお家を買う時、

大体の人は住宅ローンを利用して、購入すると思います。

散々誰かが書いたこととは思うけど住宅ローンの何を見て選べばいいの?と言うことについて

今回触れていきたいと思います。

住宅ローンの基礎知識

金利の種類

住宅ローンには大きく分けて3つの種類の金利があります。

全期間固定金利

まずは全期間固定金利型です。

このタイプは、返済が終わるまでずっと金利が同じです。

金利が変わらないので、返済計画が立てやすいですが、

金利が高めに設定してるので変動金利型よりも支払い総額が高くなること、 

景気が変動したとしても金利も変わらないと言うデメリットがあります。

金利上昇が怖い人におすすめです。

固定金利選択型

続いて、固定金利選択型です。

こちらは、一定期間固定金利が適用され、

その後再度金利を選択するというタイプです。

全期間固定金利型よりは金利も安く、

景気の変動でさらに金利が下がれば、支払い総額も下がりますが、

変動金利型よりは金利が高くなることもあったり、

景気によっては金利が上がることもあります。

こちらは、子育て中の人みたいに養育費がかかって一定期間返済額を均一にしたい人にオススメです。

変動金利

最後が変動金利型です。

こちらは、半年に一度金利が見直されます。

現在は三つの金利の中で最も低い金利ですが、

金利が上昇するリスクもありますので、

定期的に金利を確認する必要があります。

繰上げ返済をする人や、金利の確認が苦じゃない人にオススメです。

また、変動金利型は5年ルール、1.25倍ルールというリスクがあります。

こちらは、金利が上昇しても返済額は5年間変わらず、6年目以降も1.25倍以上にはならないというルールなのですが、

もしも払いきれていない利息があれば、

期間終了後に一括で支払わなければならないというリスクがありますので注意しましょう。

返済方法の種類

つづいて、返済方法の種類ですがこちらは二種類あります

元利均等返済

一つ目が元利均等返済です。

こちらは、毎月の返済額が一定額になる返済方法です。

メリットは、返済当初の返済額が元金均等返済より低く済むこと、毎月の返済額が一定となるため返済の計画が立てやすくなるということです。

デメリットは、借入期間が同じ場合、元金均等返済よりも返済総額が高くなってしまうということです。

元金均等返済

二つ目が元金均等返済です。

こちらは、元金部分を均等に返済していき、借入残代金に利息を上乗せして支払額が決まる返済方法です。

メリットは、元利均等返済よりも支払い総額が抑えられることです。

デメリットは、返済当初の返済額が高くお金がかかることです。  

団体信用生命保険

最後は団体信用生命保険、通称「団信」について書いていきます。

もしも住宅ローンを返済中に働き手の方が亡くなったらどのようにローンを支払えばいいのか困りますよね?

もしも残債が残るのであれば、最悪相続放棄をしたりとお家を手放さなければなりません。

ですが、そのような事態を防ぐための保険があります。

それが団体信用生命保険です。

団体信用生命保険は、住宅ローンの債務者が死亡したり、

癌等の病気により高度障害になってしまった場合に、

保険金で住宅ローンの残債がなくなるという保険のことを言います。

残されたご家族は、住宅ローンを支払うことなくお家に住み続けることができます。

賃貸と違い、今後の家賃等もかからずにお家に住むことができます。

なお、住宅ローンを借りるときはこちら団信への加入が必要になるので、健康上の不安がある場合は不動産屋さんに相談しましょう。

また団体信用生命保険にも種類があり、三大疾病までいけるものから、

鬱や適応障害になった場合に保険金が支払われるものまであるので、

調べてみることをお勧めします。

終わりに

以上が住宅ローンの本当に基礎的な知識でした。

今後家を買われる皆様には、

参考にしていただければ何よりでございます。

いつもと違ったスタンスの記事でしたがどうでしょうか?

たまにはこのスタンスで記事を書いてゆきたいと思います。