ハンデを持ちながらどうしても宅建を取りたいという方へ
前々回は、発達障害者は宅建を取らない方がいいよという旨の記事を書きました。
今回はそれでも宅建士の試験に挑戦したいという人に向けて私がどのような勉強をしてきたのかを書いてゆきたいと思います。
基本的にやっていた勉強法は
1 いきなり過去問からやる
2 科目ごとの配点の量を分析し、力入れるところとやらないところを決める
3 わからないところはテキストを読み込み詰め込む
4 問題集や過去問を解きまくる
5 3と4の繰り返し
という内容です。
それぞれ説明していきたいと思います。
1「いきなり過去問からやる」
試験に出される問題の傾向を知ることができ、その後どのように勉強するかを考えることができるからです。
最初なのでわからなくても当然いいです。
ですが、どのような問題が出されるのかをある程度掴んでください。
最低でも三年から五年分の過去問はやりましょう
2「科目ごとの配点」
本試験は満点が50点です。
年により合格点は異なりますが7割ほど取れば合格できます。
どこに力を入れ、どこで覚える時間を減らすかが合皮の鍵を握ります。
宅地建物取引士の試験では、点数の配分は次のようになっております。
宅地建物取引業法→21点
税金→3点
免除科目(建築の知識など)→5点
私は、権利関係と宅地建物取引業法にリソースを割き、税金と免除科目の暗記は全くしませんでしたが、試験に合格することができました。
3「わからないことはテキストで」
テキストについては、正直なんでもいいです。
書店で手に取ってわかりやすいなと思うものを使ってください。
4「問題集や過去問を解きまくる」
こちらも3と同様なんでもいいです。
ネットでも無料で公開してるサイトもありますので、こちらをうまく活用するという手段もあります。
5「3と4をひたすら繰り返す」
我々発達障害者は短期記憶が弱い傾向があります。
なので、知識を自分のものとして試験を解くにはひたすら繰り返すしかありません。
この世には楽な方法なんてないのです。
何度も何度も何度も繰り返して問題文を読んだらその言葉の意味を思い出せるようにしましょう。
私が宅建士を取得したのは発達障害がわかる前でしたが、今思えばひたすら繰り返すというのは私にはあっていたなと思います。
以上が私が行った勉強法でした。
ほとんどの人が働きながら取ると思います。
私のように大学生のうちに取るという人はあまりいないでしょう。
ですが、どうしても挑戦したいという方は
一年で取ろうと考えず気長に挑戦して欲しいなと思います。