暇は無味無臭の劇薬
最近暇だ…
今の季節はこの業界は閑散期である。
私は正社員なので生活は保障されているが
会社に仕事が入ってこない。
特に出社義務もないのでゴールデンウィークに入ってから事実上休みが続いている。
ここ最近は毎日何しようか考えて結局私はドライブばかりしている。
何も目的を持たず単に国道を走り続けている。
新卒の就職面接対策で「働かなくてもお金がもらえる社会ならあなたはどうしますか?」というような旨の想定質問があったのを思い出す。
本心では「金さえもらえりゃいいわ」と思いながら想定の答えを用意していたけれど
今の立場になって初めてわかった。
やることねえってそれはそれで地獄だな…
「人はパンのみにて生きるにあらず」とは昔の人もよく言ったものだ。
毎日毎日暇すぎてどこかダメになっていきそうな自分を感じてしまう。
時間をうまく使えない私にはなおさらだ。
年金で暮らしていけてる老人でも町内会の活動をガチったり人材センターで働いてる人も多くいる。
それは労働という場がなくなり暇だからだ。
結局、人間とは暇に耐えられるほど強く生まれてないのだ。
ああ、暇は無味無臭の劇薬である。
まあどうせそのうちクソみたいに忙しくなるんだけどさ。