mossang’s blog

不動産業者に勤める発達障害者による雑記です。日常で思ったことや役に立てるような内容を書いていきたいと思います。

私の大学時代の就職活動

 みなさんこんにちはmossangです。

 今回は私の大学時代に行った就職活動についてお話ししたいと思います。

 私は28歳で大学を卒業することとなり、新卒として
就職活動をすることとなりました。

 その中で受けた企業は11社で、内定が3社。他に辞退するまで選考に残れた会社は、6社もありました。
 
 自画自賛ではないのですが、高齢の新卒者としてはこれはすごくないのか?と思います。

 まあ結局新卒で入った不動産会社の管理部門もやめちゃうんですけども。

 私と似た境遇の人やこれから就職活動を控えている大学生の方に
お役立ていただきたく、今回こちらのテーマで進めさせていただこうと思います。

 多分長くなりますし、私の文章に見苦しい面もあるかと思いますが何卒ご容赦ください。

私の大学時代の就職活動

前提

 
 私のような高齢新卒が就職活動である程度結果を残せたのは、正直自分がどのように気をつけたかだけではなく、世の中の情勢に助けられた面も大きいです。

 私が就職活動をしたのが、2018年から2019年にかけてです。世の中は東京五輪に力をいれていた時期で、経済界では好況と言われていた時期でした。
 
 それに加えて少子高齢化により、引退した労働者の抜けた穴が大きな時代でもあります。

 結局、景気の良い時はどのような人材でも受け入れる余裕があるということだと思います。

 ただ、世の中の情勢がどうであろうと就職活動に成功するために気をつけなければならないことはあると思います。

 それについてこれから私なりに書いてゆきたいと思います。

自己分析と業界分析

 
 私が行った就職活動は極めてオーソドックスなものです。

 自己分析や業界研究を行い、その後インターン
そして面接やエントリーシートの準備をしつつ企業へ応募し、そして内定。

 私がそれぞれどのようにやってきたのか書いていきたいと思います。

自己分析

 最初に自己分析ですが私が行ったのは、自分史作りです。

 小学生の頃から大学生の頃までの自分史を作ることから始まりました。

 小学校、中学校、高校生、それ以外の時期、大学時代と、それぞれ何があって、その時に何を感じたのかを思い出せる限りメモに書き綴りました。

 自分の歴史というのは自分の過去の行動と感情が作ります。
 過去のエピソードを喜怒哀楽の感情で分け、自分の好き嫌い、長所や短所を炙り出すことに活用しました。

業界研究

 続いて、業界研究です。  

 正直な話、業界研究に関してはたくさん行ったわけではありません。

前の記事で書いた通り、私は、当時宅建士の資格を取ったことによって視野狭窄に陥っていたので、不動産業界にしか興味ありませんでした。

 ですが、不動産業界にもたくさんの事業内容があります。
 
 具体的には不動産賃貸、売買、管理、ディベロッパー、その周辺でもハウスメーカーやゼネコンなどがあります。

 これらの業界から自分の志望する業種を選んでいかなくてはならないのです。

 私が行った業界研究は、
 最初に業界の全体像の把握し、その後自分の興味のある地元の企業のホームページを読み込んで、その企業の強みや弱みを掴むことでした。

 その結果、賃貸の営業か不動産管理へ志望することとなりました。

インターンシップ

 インターンシップも、自己分析や業界研究と並行して行いましたが、私はインターンシップは20社近く行きました。

 とは言っても一、二週間ある長期のインターンシップではなく、1日2日で終わるものが全てでした。

 私は、志望業界内の興味ある企業は全て行きました。

 インターンシップに行くことのメリットは、各会社の人事部の人と繋がりが持てたり、会社によっては選考が少なくなることです。

 内容は、ほとんどが企業側のプレゼンと実務とは程遠いグループワークでした。

 やっぱ企業も、就活生相手に都合悪い情報出すわけないよね…

エントリーシート

 
 エントリーシートは、履歴書と共に企業に提出する「応募書類」の一つです。

 大きめな企業では、一次選考になることもあります。

 私がエントリーシートを書くことで気を使ったことは、4点あります。

一つの経験を深掘りして書く

 
 まず心がけたのは一つの経験を深掘りして書くことです。
バイトやサークルなど色々な活動をしていると、細々と詰めたくなる気持ちはわかります。

 ですが、限られた文字数にそれらを全て詰め込むと、浅い文章になってしまいます。

 なので、私は自己分析で見つけたたくさんのエピソードの中から
志望企業と関連性の高いものをえらんで深掘りして書きました。
 

内容を具体的に

 
 続いて、内容は具体的に書くということです。
私は、具体的に書くために伝えたいことを6W1Hに整理しました

相手方に働いてる姿をイメージさせる

 書く内容を整理したら、次にすることは読んでもらう人に自分がそこで働く姿をイメージさせることです。

 自分の長所や短所のエピソードに職場でどう活かすか、どう直すかをはっきりと自分の言葉で書きましょう。

文の構成

 最後が、「文の構成」です。 
ただ文章を書いただけだと、何を伝えたいのかわからなくなります。

 私は、「PREP法」という方法でエントリーシートを作りました。

 「PREP法」とは、「結論→理由→具体例→結論」という構成で話を展開する枠組のことを言います。
 
 たとえば、
 
 私は猫が好きです。(結論)
 ↓
 猫はかわいいですし何より見ていると癒されます。(理由)
 ↓
 猫の瞳は丸く、おててもかわいい。身体中の全てが可愛いし、
 見ているととても癒される気分になれます。(具体例)
 ↓
 だから私は猫が好きなんです。(結論)

 私は、エントリーシートでこのような最初と最後で同じ主張を繰り返すような構成を用いました。

 面接官からしても、流れに沿った内容の文章の方が読みやすいのではないでしょうか?

面接

 最後は面接についてです。
面接は普段の会話と違い、聞かれる内容を準備することができます。

 大体の質問は「自己PR」、「学生時代力入れたこと」「志望動機」の三つとそれらを深掘りした個別のものです。

 エントリーシートで書いた内容のものをそれぞれ深掘りして、質問を想定しておくことが大切となります。

 今思えば、エントリーシートや面接で話した内容でわざとツッコミどころを作って次の質問を誘導するという手もありだったのかもしれません。

 次に身だしなみはともかく、マナーについてですが、
正直ドアのノックの回数とかカバンの位置とかそんなのはどうでもいいです。

 たとえ間違ったとしても「すみません、緊張してます」で済みます。

 正直マナーに気を配るくらいなら話す内容や書く内容に力を入れた方がいいなと思いました。

最後に

 正直な話、新卒で企業に入るだけであれば誰でも入れます。

 どこからも内定取れないのではないかと不安になる方もいるのかもしれませんが、
安心してください。

 私も新卒で内定はもらえてますから。

 ただ、内定イコール就活の成功ではないのです。

 その企業で活躍できて初めて成功なのです。

 皆様には、私のような後悔はしてほしくないので、
どうか、悔いのない就職活動をしていただけることを祈っております。